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藤井克彦議員

新交通システム・BRT計画案にかんする代表質問の質疑応答

 11月27日の代表質問のなかで、新交通システム・BRT計画案にかんするやりとりは以下のとおりです。

[質問1問目・藤井]
大規模建設事業などの見直しについてはどう考えているのでしょうか。この部分も聖域ではないのだ、ということを確認したいと思いますので、お答え下さい。
 そして具体的に、二つの事業についてうかがいます。まず新交通システム・BRT計画についてですが、反対の声を強く上げている住民の皆さんとの信頼関係を回復するうえでも、また「中長期的な事業の実施方針を策定することが困難な状況」のなか、何はともあれ、いったん計画案を取り下げ、今年度予算に盛り込まれた測量・設計費を返上するべきではないでしょうか。市長の見解をうかがいます。

[1問目への答弁・市長]
(A)
 新しい交通システム導入基本計画(案)については、導入にあたっての基本的な考え方をとりまとめたものだが、パブリックコメント等の状況から、お示しした想定ルート等での早期導入は、困難であると認識している。

(B)
 このため、相模大野駅への導入については、今後、地域の現状や交通課題等について認識の共有化を図るとともに、ルート、幅員、システム等について、地域の皆様や関係者等との話し合いや意見交換等を行いながら、慎重に検討していきたいと考えている。

(C)
 しかしながら、相模原麻溝公園競技場などの公共施設や大学、病院等が立地する麻溝台地区へのアクセスの向上、さらに(仮称)相模原インターチェンジ供用開始に伴う県道52号相模原町田の渋滞緩和など、地域の交通課題に対しては、早急な対応が必要であると認識しているので、他の鉄道駅への結節など、早期に実施が可能な様々な方策や可能性について、検討していきたい。

(D)
 こうした検討を進める中で、現況測量が必要な場合においては、今後、地域の皆様や関係者等との話し合いなどを十分におこなった上で、対応を図っていきたいと考えている。

[質問2問目・藤井]
(Aについて)
 新交通システム・BRT導入基本計画案については、「パブリックコメント等の状況から、お示しした想定ルート等での早期導入は困難であると認識している」との答弁だった。
 そうであるなら、基本計画案はいったん撤回するのが筋ではないか。また、今年度予算に計上された測量費や設計費は返上すべきではないか。ハッキリとケジメをつけるべきと思うがどうか。

(Bについて)
 「相模大野駅への導入については、今後、地域の現状や交通課題等について認識の共有化を図るとともに、ルート、幅員、システム等について、地域の皆様や関係者等との話し合いや意見交換等を行いながら、慎重に検討していきたい」と言うが、地域住民の方々と市行政との間の信頼関係は壊れている。これを修復しない限り、「話し合いや意見交換」などできるはずがない。信頼関係を取り戻すには、いったん計画案を撤回し、測量と設計の予算を返上することしかない。この期に及んで、そこをあいまいにしたまま時間をかけていくというのは、地域住民の方々に苦しみを与え続けることでしかない。そんなことはするべきではない。どう考えているのか。

(Cについて)
 「麻溝台地区へのアクセスの向上、県道52号相模原町田の渋滞緩和など、地域の交通課題に対しては早急な対応が必要である」から、「他の鉄道駅への結節など、早期に実施が可能な様々な方策や可能性について検討する。その検討のなかで現況測量が必要な場合は対応していきたい」との答弁があった。
 もし他の鉄道駅への結節というかたちにしようとするなら、それは、これまで示されてきた計画案とは全く別のBRT導入基本計画案となるはず。改めて説明会やパブリックコメントを実施して市民に問うべきものとなる。確認したい。

(Dについて)
 基本計画と測量との関係について改めて確認したい。、基本計画の案がとれないなかで、基本計画が固まらないなかで、基本計画がキチンと策定されていないなかで、現況測量を実施するということがありうるのか?基本計画あっての測量ではないのか。そうでなければ、目的なしの測量、ということになる。
 地域市政懇談会などの場で、市の幹部が「北里大学近辺の県道52号線の拡幅工事に新交通システムのための測量予算を執行する」という趣旨の発言がされたとのこと。しかし、示された基本計画案にもとづく測量費・設計費を、基本計画が固まっていないのに、あるいは、別の鉄道駅と結節するような、全く異なる基本計画案の実効のための測量や設計に使ってしまうことなど、ありえない。あってはならない。「県道52号線の拡幅工事に新交通システムのための測量予算を執行する」という趣旨の発言」はおかしいので撤回すべきだが、どうか。

[2問目への答弁・高部 まちづくり計画部長]
 導入基本計画案は、導入にあたっての基本的な考え方をとりまとめたもの。パブリックコメント等の状況から、なかなか、お示しした想定ルート等での早期導入は、なかなか困難であると考えている認識している。しかし、説明会やパブリックコメントのなかでもいろいろなご提案やご提言をいただくなかで、新しい交通システムについては、市の中心市街地や拠点間を連結する基幹的な公共交通として、重要な役割を担うものと認識している。このため、白紙撤回ということでなく、導入ルートをはじめ、幅員、システム等について、地域の皆様や関係者等との話し合いや意見交換等を行いながら、慎重に検討していきたいと考えている。
 そういうなかで、地域との話し合いについても、現在、沿線の地区自治会連合会の方々と、パブリックコメントの報告をさせていただくとともに、今後の進め方についてご協議をさせていただいているところ。商店街の方々とも協議をおこなっているところで、そういうなかで慎重に検討していきたいと考えている。そういうなかで、公共施設、あるいは大学、病院などが立地する麻溝台地区へのアクセス向上、あるいは県道52号相模原町田の渋滞対策、こういったものが早急な、喫緊の課題となっているので、こういったものにたいして、この新しい交通システムとして、どういうふうに考えていくのか、ということで、麻溝台促進協議会の方からはご要望もいただいているので、そういう方々との話し合いをおこないながら、様々な可能性、方策等を話し合っていきたいと考えている。そういうなかで、測量の経費だが、測量については、こうした地域の課題を解決する、一つの手法として、県道52号のあり方というか、現況測量しながら、あり方を検討するということも重要であると考えている。いずれにしてもご協力いただかないと、なかなかむずかしいわけだが、そういったものも検討していきたいと考えており、まだ現在のところ、そういった予定はない。

{「基本計画と測量との関係はどうなのか」答えていない、との指摘に}
 基本計画案については、基本的な考え方をとりまとめたものであり、そういうなかで、様々な地域のいろんな声をふまえて、この計画案を計画としてとりまとめていきたいと考えているので、そういうなかで、現況測量の必要が生じた場合には、現況測量をおこなわせていただいて、計画案として熟度を上げていきたい、と考えている。

{「異なる駅との結節」と言っていることについてはどうなのか、との指摘に}
 基本計画案をお示ししたなかで、いろいろな意見をいただいているので、そういうなかで、さらにこの基本計画案をとりまとめるなかで、他の鉄道駅への結節、そういったこと、早期に実施が可能な様々な方策や可能性について、検討しているところ。

[質問3問目・藤井]
 基本計画をつくるための基本計画案が出された。そのルートは、相模大野駅から北里を通って原当麻まで。ところが、相模大野で反対が強いから、そっちは慎重に検討するとして、別な駅への結節を考えると言い出した。そういうことも含めて、県道52号については、拡幅(のための測量)を、測量予算でやってしまおうと。こんな話が通るのか。基本計画を作り直さなければ、新交通の測量費を使うなんてことはできないはず。おかしい。
 基本計画、測量費、この関係。そして基本計画というのは、どこの駅とどこの駅とをつなぐのか、ということはどうでもよいのか。そんなことはない。ただただ新交通をどういうシステムでやるのか、ということなら基本計画の前の話。全然おかしな話をしている。
 見直すなら見直すで、いったん取り下げる。あたりまえ。
 測量予算も設計予算も、今年度中はもう絶対使えない。なぜ引き上げないのか。 ちゃんと答えてほしい。基本計画を変えなければいけないように、なった。だったら、変えるために、いったん、変えるために、示した今の案は取り下げる。これが当然。基本計画が固まっていないのに、測量費を使うことは、あってはならない。その点、どうなのか、もう一度答えてほしい。

[3問目への答弁・榎田 都市建設局長]
 答弁もれがあってすみません。
 他の駅への結節についてだが、基本ルートはあくまでも相模大野と原当麻。しかしながら、これについては、いま、なかなか地域との調整がとれないということで、かなり時間がかかる。しかしながら、麻溝台方面については、陸上競技場とか、公共施設、また大学、病院などがあり、交通不便地域となっている。ここの対策を早急にしてやらなければならない。そういう意味で、暫定的に、他の鉄道駅に、これはBRTでないかもしれないが、バスの専用レーン等を採用したなかで、とりあえず、麻溝台地区の、定時性とか速達性とかを確保する必要が早急にある。これについては、あくまで暫定的なもので、今後長い期間、話し合いながら、相模大野と原当麻の区間については、BRTを導入していきたい。ただ、それについては、かなり時間がかかるので、これについては、暫定的に、麻溝地区の交通不便地区の解消をおこなうために、暫定的に。そういう考え。

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